男性が結婚相談所を開業しても稼げない?真相から失敗しない始め方まで徹底解説!

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副業から始めてそのうち脱サラして開業したい!
結婚相談所とかどうかな?



約9割の人が未経験から開業している結婚相談所。

独立して自分でビジネスをしたい人には、始めやすくオススメできる職種の1つです。


ただし、結婚相談所の開業は男性よりも女性が多いのが実情。

やってみたいけど収入が得られるか不安、という男性もいらっしゃるのではないでしょうか。



そこでこの記事では、結婚相談所の開業に興味がある男性に向けて、

  • 男性が結婚相談所の開業をして収入が得られるのか
  • 男性が結婚相談所の開業で成功するためのポイント
  • 男性が結婚相談所の開業に向けて行うべき具体的なステップ


これらについて徹底解説していきます。

これを読めば結婚相談所の開業に向けて具体的なイメージを掴み、実現に向けて一歩行動することができるはずです。

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結論:男性でも結婚相談所を開業して稼ぐことはできる


まず最初に結論ですが、男性でも結婚相談所の開業で稼ぐことはできます!

むしろ、男性だからこそチャンスがあるとも言えます。

男性が開業するうえでの強み
  • 差別化できる
  • 男性会員の支持・信頼を得やすい
  • 男性としての視点を提供できる


① 差別化できる


結婚相談所の経営者は中高年の女性が多いです。

一方で、男性経営者はまだまだ少ないのが現状。

このような状況の中、男性の強みを生かしたサービスを提供できれば、多くの結婚相談所の中で差別化することができます。


② 男性会員の支持・信頼を得やすい


結婚相談所に来る男性は、女性とのコミュニケーションに苦手意識を持つ人も少なくありません。

そのような男性であれば、男性に相談できるほうが利用するハードルは下がるでしょう。

男性会員が相談しやすい環境であればあるほど、よく話を聞いてその人に合った適切なアドバイスを提供でき、高い成婚率へと繋がります。

男性会員の支持・信頼を得やすいことは男性経営者の大きな強みと言えます。


③ 男性としての視点を提供できる


女性が恋愛相談する相手は、一般的に女性の友人や母親であることが多いです。

そのため、男性からのアドバイスを受ける機会は少なくなりがちと言っていいでしょう。

男性経営者であれば、女性会員に男性視点から見たサポート・アドバイスを提供することができます。

女性会員が求める「共感力」も同時に持ち合わせれば、女性にとって心強いサポーターとなれることでしょう。

結婚相談所の将来性は?

婚姻組数は減少を続けているという現実があります。
さらに、新型コロナウイルスの影響により、従来のような結婚式を挙げるカップルも少なくなっています。
※参考:人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省)



このような状況の中で、ブライダル産業の市場規模は今後も減少傾向にあると予想されます。

しかし、婚姻組数の減少や未婚率の上昇が起こっているとしても、恋愛や結婚といった概念が完全に消えることはないでしょう。

また、マッチングアプリなどを利用してオンラインで出会いを求める人々は年々増加しており、そのようなサービスの普及によって、婚活サービスに対する抵抗感は少なくなっています。

これらの事実から、ブライダル産業の最初の入り口である結婚相談所は、今後も時代の変遷に影響されつつもその影響は限定的であり、一定の需要が見込まれる職種と言えるでしょう。

結婚相談所の開業に資格は必要?


結婚相談所の開業に資格は必要ありません。

初期費用があり、必要な手続きさえ済ませば誰でも開業をすることは可能です。


詳しくは後述しますが、結婚相談所を開業する際には“結婚相談所の連盟組織”に加入することがほぼ必須と言えます。

各連盟では独自の研修・説明会・相談を行っているので、連盟で開業に必要な知識を身につけて独立するという流れが一般的です。

結婚相談所の開業に必要な設備は?

飲食店や美容室のように専用の設備が必要なビジネスとは異なり、結婚相談所は自宅での開業が可能です。

さらに、面談のスペースがない場合でも、自宅を事務所としながら面談をカフェなどで行うこともできます。

結婚相談所が副業や週末起業に向いていると言われる理由の一つは、このように開業の際のハードルが低いことでしょう。

結婚相談所で成功するためのポイント


結婚相談所は未経験から始めやすいビジネスですが、その分他所との競合に勝ち抜き選ばれるものでなければいけません。


結婚相談所で成功するためのポイントは以下のとおりです。

  •  会員に寄り添い、幸せな成婚に導くという思い
  •  戦略的な集客
  •  連盟に加入する


その① 会員に寄り添い、幸せな成婚に導くという思い

結婚相談所を訪れる人が一番求めているものは、「幸せな結婚」です。

これを実現するためには、会員の気持ちに寄り添い、ともに努力し信頼関係を築くことが不可欠です。

経営者としてのビジネス力や論理的なアドバイスはもちろん大切ですが、何よりも先に、お客様である会員のことを思いやり、温かさを持って心からサポートする強い意志が必要です。

この想いこそが、選ばれる結婚相談所としての土台を形成します。



「この結婚相談所にお願いしてよかった」と満足してもらえれば、会員からの紹介で新たな顧客を獲得するチャンスにも繋がります。


長期的に成功するために、常に心に留めておきたい最も大切なポイントと言えるでしょう。

その② 戦略的な集客


どんなに優れたサービスでも、集客ができなければ成功することはできません。

戦略的に集客ルートを構築することはビジネスの基本です。

SNSが普及している現代において、SNSを利用した集客は必須とも言えるでしょう。

また、その中でもターゲットを明確にし、特定の層に響くような内容を発信できればより効果的に集客することができます。

例)・ターゲット:再婚したい人
  ・発信内容:過去の経験を相手に伝える上手な方法 など



知人の紹介やコミュニティへの参加など、現実で集客ルートを開拓するのも重要です。


しかし、これからの時代は多くのメディア媒体等を活用したオンラインでの集客を取り入れていくことが成功のカギとなるでしょう。

その③ 連盟に加入する


多くの結婚相談所が開業時に”連盟組織”へ加入しますが、その際には少なくとも65万円以上の費用が必要です。

この初期費用は、他のビジネスと比較すれば高額ではありませんが、容易に捻出できる額ではありません。

しかし、結婚相談所を運営し、成功させるためには連盟への加入が必要不可欠と言えます。

連盟に加入することによるメリット
  • 結婚相談所の運営に必要な知識やノウハウを学べる
  • 全国の会員データを共有できるため、開業してすぐに紹介できる
  • 定期的な研修会によりスキルアップできる


特に未経験から結婚相談所を開業する場合、運営方法やノウハウに関する知識が不足していることが一般的です。

こうした状況からのスタートでも、連盟に加入することで開業に必要な知識を習得できます。

さらに、開業後も連盟では月に1回程度の定期的な研修会を開催しており、そこで最新情報の共有やスキルアップが可能です。


また、連盟への加入により、自身の結婚相談所で紹介できる範囲が拡大します。

加入しない場合、紹介できるのは自身の結婚相談所の会員に限られますが、連盟に加入すれば全国の会員データを活用して、より適切なパートナーを見つけて紹介することができます。


このように、連盟への加入は結婚相談所を運営していく上で不可欠な要素です

結婚相談所開業に向けた具体的なステップ

  •  結婚相談所連盟組織へ相談・加入する
  •  運営に必要な知識を学び、事業計画を作成する
  •  事務所を決める
  •  集客ツールの準備
  •  開業届を出す
  •  開業する


ステップその① 結婚相談所連盟組織へ相談する

結婚相談所をやると決めたら、まずは結婚相談所連盟組織へ相談することをオススメします。

相談や資料請求は無料で行えるので、気になることは遠慮せずに相談してみましょう。

また、連盟組織によって費用やサポート内容なども異なります。

連盟への加入は高額な費用が必要となるので、複数の組織に相談して納得できるところに加入しましょう。



代表的な結婚相談所連盟組織の特徴を下記にまとめましたので、相談する際の参考にしてください⇩

代表的な結婚相談所連盟組織3例


① IBJ

  • 業界最大手。会員数・成婚数NO.1
  • 業界唯一の東証プライム市場上場
  • 加盟店の事業継続率97%



 全国結婚相談事業者連盟(TMS)

  • 低価格な料金体系
  • 満足度94%の充実した研修内容
  • 集客ツール制作サポート



 日本ブライダル連盟(BIU)

  • 開業後1年間のサポートカリキュラム
  • 顧客トラブル時の代行サポート
  • 集客、入会獲得、成婚のメソッド・ツール提供

ステップその② 運営に必要な知識を学び、事業計画を作成する


連盟に加入したら、研修に参加し運営に必要な知識を身につけていきましょう。

また、その中で具体的な運営方法・事業内容を考え、事業計画を作成していきます。

ステップその③ 事務所を決める


事業計画を作成し具体的な運営方法が決まったら、開業に向けて事務所を決めましょう。

専用オフィスを借りてもいいですし、自宅で開業もできます。


最初に費用をかけずに小さく始めたい場合は、自宅を事務所にして面談はカフェやレンタルスペースで行うと良いでしょう。

自宅の住所を知られたくない場合はバーチャルオフィスを利用する方法もありますよ。

バーチャルオフィスとは


住所や電話番号を借りることができる仮想のオフィスのこと。
一般的に郵便物の受取や転送サービスなども利用できる。

バーチャルオフィスによって、東京など首都圏の一等地住所を借りられるところや、西日本中心の住所を提供しているなど、提供している住所地が異なります。

バーチャルオフィスを利用する場合は、自宅と同じ都道府県内の住所を借りられるものが良いでしょう。

Karigoは低価格の利用料金で全国各地の住所を借りられるバーチャルオフィスサービスです。
利用拠点が他社と比較して多いので、地方を拠点に開業する方に特にオススメです。

ステップその④ 集客ツールの準備


集客に使用するツールやサービスの準備をしていきましょう。

特にホームページは集客した顧客が申し込みを決めるかどうかを判断する重要なツールです。

必要な情報を得やすい、魅力的なホームページを作成しましょう。


加入した連盟で集客ツールの作成サポートが受けられない場合は、ココナラで作成依頼すると比較的安価で作成できるのでオススメです。

また、ホームページへ誘導するための導線として、SNSアカウントの運用も準備しましょう。

【デザイン力に自信がなくてもOK】

恋愛・結婚の発信をするのであれば、instagramは必ず押さえておきたいSNSです。

投稿の作成はCanvaを使うと簡単にできますよ。

無料プランで十分使えるのでぜひ利用してみてください。



ステップその⑤ 開業届を出す


運営を始めるまでに、管轄の税務署に開業届を出しましょう。

個人事業主の場合は簡単に提出できますが、法人の場合は登記などに時間がかかるので、余裕を持って準備しましょう。

ステップその⑥ 開業する


ここまで来たら営業開始です。

SNSで投稿を発信したり、Web上に広告を出すのも有効です。

Web広告の効果的な運用には、適切なキーワード設定などの専門知識が必要です。
そのため、全てを自力で行おうとするのはおすすめしません。


前述の通り、ココナラのようなプラットフォームを利用してWeb広告の出稿から運用代行までのサービスを利用することもできます。

ココナラでWeb広告の出稿を依頼する場合は、「Google、リスティング広告」と検索すると該当のサービスが出てきますよ。



初期費用はかかるかもしれませんが、プロに依頼することで集客効果が高まり、最終的にはプラスになるはずです。

業務の中核である会員サポートに集中できるよう、委託できる業務は積極的に依頼しましょう。

まとめ


男性でも結婚相談所を開業して稼ぐことはできます。

男性である強みを上手く生かせるかどうかが成功のカギとなるでしょう。

一度集客の流れが出来てしまえば、客単価の高い結婚相談所で収入を得ることは決して難しいことではありません。

独立してビジネスを立ち上げ、今よりも高い収入を目指したい男性はぜひチャレンジしてみてくださいね。