ずっとauを使ってるけど、スマホ代もう少し安くならないかしら・・・
ずっと前から大手キャリアを使っていると、電話番号やアドレスを変えたくなかったり、なんとなくそのまま使い続けてたりしますよね。
実際僕も高校生の時からauを使い始めて、つい最近まで一度も変えずにauを使い続けていました。
でも、資産形成や節約に興味を持ち始めたらその高いスマホ代が気になるように・・・。
格安SIMに乗り換えた現在は、「こんなに安いならもっと早く乗り換えるべきだった!!」と心底思います。
というわけで今回は、auユーザーの方にぜひ選んでほしいおすすめの格安SIMをご紹介します!
元auユーザーのリアルな視点で書きました
格安SIMとは?
格安SIMと大手キャリアの違い
格安SIMって大手キャリアと何が違うの?
そもそも格安SIMって何?という方のために簡単に。
auなどの大手キャリアは自社の通信インフラを持っていますが、格安SIM(を提供する会社)の場合は
持っていません。
そのため、格安SIMは大手キャリアの通信回線を”レンタル”することで通信できるようにしています。
大手キャリアの利用料金が高いのは、この通信インフラの整備にお金がかかっているからなんですね。
格安SIMのデメリット
格安SIMへ乗り換えた時に後悔しないためにも、デメリットは確認しておきましょう。
一般的に言われる格安SIMのデメリットの中で、特に知っておきたいものをピックアップしました。
格安SIMのデメリット① 通信が不安定&遅い場合がある
格安SIMは大手キャリアの通信回線をレンタルしてサービスを提供しているため、大手キャリアと比べて通信環境が遅くなりやすい場合があります。
特に回線が混みあう時間帯では、通信の不安定さや遅さが気になるかもしれません。
格安SIMのデメリット② キャリアメールを引き継げない・使えない場合がある
auのキャリアメールである「@ezweb.ne.jp」
格安SIMに乗り換えるとこのキャリアメールは使えなくなります。
なので会員登録などでこのアドレスをメインに使っていた場合、乗り換え前のメールアドレス変更手続きが面倒かもしれません。
僕も長年auだったので、変更しないといけないサービスがかなり多かったです・・・。
ただ、auの場合は月額330円で”auメール持ち運びサービス”が利用でき、引き継ぐことは一応可能です!
どうしても手放したくない場合は解約と同時にサービスへ申し込むといいですよ。
格安SIMのデメリット③ データ通信容量に制限がある
auではデータ無制限のプランがありますが、格安SIMでは基本的にありません。
データの使用量が極端に多い人の場合は、データの利用上限となり通信制限がかかってしまう可能性があります。
乗り換える前に月々のデータ使用量を確認しておくと安心ですよ。
格安SIMのデメリット④ 店舗が少ない
auショップはたくさん店舗があるので、何かあった時や手続きの際は便利ですよね。
一方格安SIMの場合は一般的に店舗が少ないです。
電話やネットではなく直接店舗で相談や手続きがしたい人にとっては、デメリットに感じるかもしれません。
格安SIMのメリット
次に格安SIMのメリットです。
格安SIMのメリット① 料金が安い
メリットというか格安SIMに乗り換える理由はこれしかないですよね(笑)
毎月当たり前のように5,000円~1万円ほどかかっていたスマホ代が、格安SIMなら1,200~3,000円ほどになります。
詳しくは後述しますが、僕は格安SIMに変えても機能面の不足やデメリットはほぼ感じなかったので、料金がここまで安くなったのは単純に嬉しかったです。
格安SIMのメリット② 契約期間の縛りがない
大手キャリアの場合は大体契約期間の縛りがありますが、格安SIMではない場合が多いです。
違約金や時期を気にする必要がないのはメリットですよね。
格安SIMのメリット③ 電話番号をそのまま使える場合が多い
「スマホの乗り換えで電話番号が変わったら困る」という理由で同じキャリアを使っている人もいるかもしれません。
実際僕もあまり調べずに、電話番号は変わってしまうものだと思っていました・・・。
ですが、大抵の格安SIMはMNP(モバイルナンバーポータビリティ)に対応しているため、電話番号はそのまま使い続けられる場合が多いです。
格安SIMのメリット④ 料金プランがシンプル
大手キャリアの料金プランは複雑で、正直自分のプランでさえよくわかっていない人もいると思います。
格安SIMは「データ使用量別のプラン」に必要なオプションがあればプラスする、といったシンプルな料金プランの場合が多く、わかりやすいのがメリットですよ。
auユーザ―にオススメの格安SIM3選
元auユーザーの僕が選ぶ、auユーザーにオススメの格安SIMはこちらです。
① UQモバイル
② mineo(マイネオ)
③ povo2.0(注:格安SIMではない)
料金だけでなく、auユーザーなら使っているであろうサービスや、移行のしやすさなどを踏まえて選びました。
UQモバイル
まず1つ目がUQモバイル。
僕も現在進行形で愛用中です。
【UQモバイルの特徴】
① auのサブブランドのため乗り換え手続きがスムーズ
② auの通信回線を使用しているため通信品質が高い
③ au IDが引き継げてau PAYがそのまま使える
④ データ制限時の通信速度が速い
⑤ auショップでも手続き可能
UQモバイルはauのサブブランドである格安SIM。
サブブランドならではの高品質な通信環境と、とにかく乗り換えが簡単すぎる!!
auユーザーならauPAYを使っている人も多いと思いますが、UQモバイルなら普通にそのまま使えるのもポイント。
電子マネーはあれこれ使いたくない派なので、これは地味に嬉しいです。
また、もう1つ推したいポイントが「通信制限時の通信速度の速さ」。
制限されても最大※1Mbpsの速度が出るので、標準画質の動画くらいなら問題なく見れます。
(※ミニミニプランは除きます)
今までは制限がかかった途端に使い物にならなくなるイメージでしたが、UQモバイルに変えてからは「最悪制限かかっても使えるしまあいいか」って感じで気兼ねなく使えてます。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルの料金プランは3つで、必要があればオプションを足すシステムです。
① ミニミニプラン(4GB): 月額基本料金 2,365円
② トクトクプラン(15GB): 月額基本料金 3,465円
③ コミコミプラン(20GB): 月額基本料金 3,278円
「なんでトクトクプランより容量の多いコミコミプランの方が安いの?」という疑問の声が聞こえてきそうですが、これにはもちろん理由があります。
①と②のプランの場合は自宅セット割の適用で月1,100円の割引になります。
※自宅セット割:インターネットサービスあるいはauでんきの申し込み
割引後の料金は⇩のとおり。
① ミニミニプラン(4GB): 月額基本料金 2,365円 → 1,265円
② トクトクプラン(15GB): 月額基本料金 3,465円 → 2,365円
③ コミコミプラン(20GB): 月額基本料金 3,278円
料金にかなり差が出てくるのがわかりますね。
この他にも、①と②はauPAYカードでの料金支払いで187円/月の割引なんかもあります。
auからUQモバイルへの乗り換え方
auユーザーなら店舗申し込みでも手数料はかかりませんが、難しくないのでオンライン申し込みで済ますのがオススメです。
①ネットで申し込み → ②SIMが届く → ③SIMを入れて開通手続き(電話かけるだけ)
これだけ。簡単ですよ!
もちろん申し込みをしたら、SIMが届くまでにデータのバックアップは取っておきましょうね。
正直「なんか変わった?」っていう感じだったのでバックアップもいらなかったんじゃないかというレベルでしたが、そこは念のためやっておきましょう。
個人的にはauPAYも使えるし通信も問題ないし、「ただ安くなっただけ」という感じです。
元auユーザーにはとにかく使いやすい!
mineo(マイネオ)
「とにかく安く!!コスパが一番大事!」
そんな人にはmineo(マイネオ)がオススメです。
「auユーザーだから」というわけではありませんが、コスパを重視するのであれば候補には必ず入ってくると言っても過言ではない格安SIMです。
【mineo(マイネオ)の特徴】
① 必要なデータ容量に合わせやすい料金プラン
② 通信速度1.5Mbpsで使い放題のプランがある
③ データの分け合いなど独自のサービスがある
④ au・ドコモ・ソフトバンクの回線に対応している
mineoの一番の特徴は、必要なデータ容量に合わせやすい料金プランです。
基本的なデータ容量別のプランはもちろん、それに”パケット放題Plus”という通信速度1.5Mbpsで使い放題のプランを足したりできるなど、使い方に合った無駄のないプランを選ぶことができます。
また、ユーザー同士で余ったパケットを分け合うサービスなど、独自のサービスがあるのも特徴。
このようなサービスを上手く使えば、利用料金を格安に抑えることもできます。
mineoの料金プラン
mineoの基本的な料金プランは以下の4つです。
① マイピタ 1GB: 月額基本料金 1,298円
② マイピタ 5GB: 月額基本料金 1,518円
③ マイピタ 10GB: 月額基本料金 1,958円
④ マイピタ 20GB: 月額基本料金 2,178円
このプランに月額385円で”パケット放題Plus”を足すこともでき、しかも10GB以上のプラン(③④)であればなんと無料です。
通信速度1.5Mbpsであれば標準画質の動画は問題なく見られるので、「データ容量の小さいプラン+パケット放題Plus」という組み合わせなら格安の料金で利用することができます。
家にネット環境があって外出先だけ使う、とかならmineoの格安プランでも全然問題なさそうだね
auからmineoへの乗り換え方
mineoもネットから簡単に申し込めます。
UQモバイルと比較すると手順が多くなりますが、公式HPで申し込み手順が確認できるので問題ありません。
設定手順も説明がありますし、もしどうしても自信がなければ店舗で設定(端末同時購入なら無料)してもらうこともできますよ。
povo2.0
povo2.0はauの格安プランです。
格安SIMではありませんが、auユーザーであれば「プラン変更」で簡単に変更できるのでオススメですよ。
【povo2.0の特徴】
① 基本料金0円に”トッピング”する独自の料金プラン
② 330円/回で24時間データ使い放題を選択可能
③ auからの乗り換えなら事務手数料一切なし
povo2.0は料金プランが特殊です。
基本料金は存在せず、「必要な期間に必要なデータ量を買う」”トッピング”方式となっています。
トッピングの種類は1GB~150GBと豊富で、期間限定のトッピングが出ることもあります。
povo2.0の料金プラン
povo2.0のトッピング(期間限定を除く)は以下のとおり。
① データ使い放題: 330円 / 回
② データ追加 1GB(7日間): 390円 / 回
③ データ追加 3GB(30日間): 990円 / 回
④ データ追加 20GB(30日間): 2,700円 / 回
⑤ データ追加 60GB(90日間): 6,490円 / 回
⑥ データ追加 150GB(180日間): 12,980円 / 回
使用できる期間が決まっている点は注意が必要ですが、必要な時に必要な分だけ買うことで利用料金を安く抑えることができます。
家にも出先にもwifiがある人なら30日間3GBでもイケそう!
例えば③なら、5分以内の通話がかけ放題のプラン(550円/月)をトッピングしたとしても1,540/月と激安です。
ただし、トッピングを使用しないと128kbpsと使い物にならない通信速度なので、データを使い切ってしまった場合は追加で購入する必要があります。
auからpovo2.0への乗り換え方
auの格安プランであるpovo2.0は、”格安”である代わりに申し込みやサポートは完全オンラインのみとなります。
auユーザーであれば電話番号継続のためのMNP予約番号の取得も不要で、手続きも難しくありません。
Web申し込みの手順に沿って申し込みをしたら、届いたSIMカードを入れてアプリで開通手続きすれば完了です。
auから乗り換えてスマホ料金を安くしよう!
① UQモバイル
② mineo(マイネオ)
③ povo2.0(注:格安SIMではない)
auユーザーの人にオススメの格安SIMをご紹介しました。
正直”なんとなく良くなさそう”という理由で乗り換えなかったのを後悔するくらい安いし快適です。
乗り換えはめんどくさく感じますが、毎月の高いスマホ代が目に見えて安くなるのは本当に嬉しいですよ!
auユーザーの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。